日本だと契約書を交わせば、入金がまだでも相手が準備してくれているだろうと思いがちです。
中国では契約書を交わそうが、どんなに口で約束を交わそうが、握手をしようが、基本的に入金がされるまで動きません。
最初に代金の30%分払うという契約であったなら、その金額が入ってくるまで動きません。
当然といえば当然です。
納期の契約をしていても、あなたの入金が遅れたら、相手は金が入ってくるまで全く動きませんから、もちろん納期も遅れます。
中国では契約書をそこまで重要視していません。
金が入るか入らないかが最も重要で、契約の内容を破られるなんてことは日常茶飯事です。
なので、そこまで意固地に契約書を守っていない!
と怒るよりも、どうやったら相手が、こちらの言うとおりに動いてくれるか、商品の進捗確認をどうやったらできるかの方法を考えたほうが得策です。
こまめに連絡をとり、うまくいけば次もすぐに発注する的な餌をぶらさげながら、逐一写真を送ってもらったりするなど、状況に合わせて交渉しましょう。
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