2008年から中国での
システム開発、間取図のアウトソーシング事業に始まり、
ものづくり→日本国内輸入
など内容は変わりながらも中国にビジネスで関わるようになって10年以上が経ちました。
ここで、これから中国とビジネスしたい!という方々のためにも少しづづ情報を上げていきたいと思います。
対象としては個人副業レベルの方から、中小企業くらいの規模の方々をイメージして書いていきます。
1話目:最初から大きな取引をしない
展示会やアリババなどで見つけた企業に価格を聞くと必ず
「量は? How many quantity?」
と聞いてきます。
そして、
「1K(1000個)だとこれくらいだ」
というような流れになるでしょう。
場合によっては1万個など、一般の日本人だと驚く数を言ってくるかと思います。
そして、ほぼこういうことも言ってくるでしょう。
「We are factory(私達は工場の直販売だから安いと言う意味)」
小さく始めたいあなたは少し躊躇することでしょう。
工場だから量が多いのは当たり前かとも思うでしょう。
安心してください。
まず、あなたが中国ビジネス初心者の場合、相手が立派な展示会のブースを構えていても、立派なウェブサイトを持っていても、実際は十中八九、その交渉相手は小さな商社か、よくても小さな部屋で最後の組み立てだけをしている組み立て商社だと思います。
下手すると一人の会社(個人事業種)ということもあります。
日本人が想像するような綺麗で大規模な工場は直販しなくても仕事があったりしますし、そもそも1000などのロットでは取り合ってくれません。
※慣れてくると中規模工場を見つけられるようになりますので安心してください
まずはサンプルを請求し、それの品質がOKだったなら、粘りつよく数量と価格の交渉をしてみましょう。
最初から相手の言う通りのロット数と価格で発注してはいけません。
あなたが、だいたいの市場価格や品質について熟知していれば、いきなり大きなオーダーをしても問題ない場合もありますが、ズブの初心者の場合にはやめておきましょう。
かなりの高確率でなにかしらトラブルがおこります。
読んでいただき、ありがとうございます。