ヨツギーク Blog No.11 中国ビジネス虎の巻3 基本的に検品はしてくれない

「検品」
とても重要ですよね。
なぜなら、日本で販売して不良品がでると対応がとても面倒で、コストもかかる。
なによりも、直販の場合の口コミ含め信用が傷つくのが痛いですね。

なので、おそらく検品をちゃんとしてくれ的なことをあなたは言うでしょう。

相手は
「YES, No problem!」
というでしょう。

でも、ほぼ検品なんてしません。
特に初心者のときに交渉しているような相手はほぼ零細商社です。

ネットや市場で有り物を買い付けてきて、あなたに送るだけです。

なぜなら、検品をすることで彼らに利益がでるわけではないから。
(関係性や信用など長期的な面でみれば利益と日本人は言うかもしれませんが、1割程度の不良品であれば、それを見つけるための労力は無駄だと考える零細商社のほうが多いです)

どうしても検品を現地でしたい場合には、信用できる人に現場に行き検品してもらうか、自分で現地にいくかだと思います。

小規模ビジネスの場合、コストが合わないので、日本側で検品することになるでしょう。

ここもそんなに怒ってもしょうがない点だったりします。

そもそも、そんなに大きなビジネスをしていない場合、相手は相応の対応しかとりません。

合理的です。

日本みたいに一円でも
「お客様は神様です」
という発想はありません。

大きな利益をもたらしてくれる相手となると、対応は変わってきます。

ただ、そこまでの量を注文するフェーズになると零細商社に発注することはほぼないと思います。

なので、少額取引している際には相手に検品をうるさくいってもほぼしないということを知った上で対策を練りましょう。

また、検品会社も多くありますが、実際には現地に行って工場の人達と一緒にごはんを食べるだけで、検品をしないところがほとんどです。

自分や信用できるスタッフが陣頭指揮をとる場合を除き、使うだけ無駄だと思います。

読んでいただき、ありがとうございます。

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