Zoomのセキュリティ上の問題が立て続けに報じられていましたが、公式に台湾政府やGoogleで使用禁止になったとの報道がでていました。
Zoom、台湾政府がセキュリティ上の懸念から全面禁止。ドイツ外務省やGoogleも使用に制限
おそらくここまで一気に多くのユーザーに使われるようになる事を想定していなかったと思うので、若干気の毒ではありますが、セキュリティの対処は逐次していってほしいものですね。
個人的に気になったのは
エンドツーエンドが暗号化されていなかったという事。
Zoomはエンドツーエンドで暗号化していたとは言うものの、
”エンドツーエンドの解釈”
がおかしくて、
”Zoomのサーバーからユーザー間”
という点だったこと。(おそらく訴訟を恐れての言い訳だとは思うけど)
つまり、
”ユーザー間でのエンドツーエンド”
ではなかったという点が重要。
これだと、Zoom社側はビデオ会議の内容を覗き見る事が可能。
実際にそれが可能だということは認めました。
しかも一部の通信は中国のサーバーを介していたことも明らかになっているので、見ようと思えば中国政府がZOOM会議の内容を見る事ができていたということになります。
これは、確かに公の機関が難色を示すのは理解できますね。
Zoomは便利で素晴らしいサービスだと思っているので、ここは修正してほしいですね。
※修正すると背景加工とかができなくなるとは思いますが
読んでいただき、ありがとうございます。