輸出企業(中国)が、商品が輸出される国の法規に適合しているかどうかなんて、たいして気にしていません。
しかも営業担当者は売り上げを上げることが仕事なので、そんなことはより気にしていません。
気にするべき立場なのは
「輸入する側」
になります。
ほとんどの国において、
「輸入者」が法規適合について確認していなければならず、責任も輸入者になります。
当然といえば当然のことなのですが、日本人は国内のお店で購入するのと同じ感覚で輸入をやられている方をよく見受けます。(個人ではなく中小の企業レベルでもよく見ます)
なので、日本の法規に違反した商品であった場合、輸出した国(中国)のせいにしたりします。
相手が嘘を言っている場合もよくありますが、それも見越して検査する必要があるのは輸入者になります。
相手は、日本側の法規について知らないし興味もないですから、適当になんでも
「YES」
というに決まっています。
そこを相手のせいにしていてはビジネスになりません。
自分で法規を理解し、それに適合したものを作ってもらう、用意してもらうよう指示をしなければなりません
これは日本だけに限った話ではなく、アメリカやEUも同じです。
輸入者に法規適合についての確認責任があります。
これを見落としていると、輸入後に大変な目にあったりしますので、輸入しようとしている商品が日本の法規に適合しているかどうかをまず確認するようにしましょう。
読んでいただき、ありがとうございます。